芝草に遊ぶ子猫に変身し跳びあがる、寝ころがる、毛繕ひする
冬の日の乏しきひかりを川原(かははら)に鵙が来ている枯葦の穂に
<主人メモ> 「歩くのは、心に風を通してちょっとだけ変身することなのだ。」(山本貴光『投壜通信』)。 「朝日新聞」の鷲田清一の「折々のことば」(2020・12・12)で知った心嬉しいことばである。

芝草に遊ぶ子猫に変身し跳びあがる、寝ころがる、毛繕ひする
冬の日の乏しきひかりを川原(かははら)に鵙が来ている枯葦の穂に
<主人メモ> 「歩くのは、心に風を通してちょっとだけ変身することなのだ。」(山本貴光『投壜通信』)。 「朝日新聞」の鷲田清一の「折々のことば」(2020・12・12)で知った心嬉しいことばである。
鴨どりの群がるところ鵜も混じり相模川中流域は賑やかである
日の沈む山の鞍部に熟柿(ずくし)色残してさがみの山暮れてゆく
<主人メモ> 今日もまた、この相模国は穏やかである。 しかし、新型コロナウィルスへの感染症対策として首都圏1都3県に緊急事態宣言が検討されているようだ。 3県の一つは神奈川県である
年賀状にハガキ歌仙の句がとどきたのしきかなや正月三日は
<主人メモ> 箱根駅伝、國學院大學は総合9位、来年のシード権獲得、よし。ちょっと嬉しい。
河原には凧上げ争ふ子らのこゑ正月二日空に雲なし
土堤の上に相模大山みはるかす紅葉葉落とし茶色の山
<主人メモ> 今日もまた穏やかな日である。 相模川の河原では凧がいくつか上がる。 箱根駅伝往路、國學院大學9位。まあよしとしよう。
賽銭に百五円投げじやらんじやらん口に唱えて深く礼する
狛犬にマスクを着けて参拝者をむかへる産土の古き姫神
大晦日の最後の掃除機掛け忘れ睦月朔日部屋にゴミある
<主人メモ> 近くの有鹿神社に初詣。例年よりは短いとはいえ、それなりの列に並ぶ。 これもまた本の山の中ほどあたりからみつけた品田悦一編『鬼酣房(きかんぼう)先生かく語りき』読了。 う~む、なかなか。 コロナ中鈴を鳴らすな。
※イラストの中の西暦は主人のミスです。正しくは「二〇二一年」です。
バスタブの裏にへばりつく人の膏(あぶら)執拗なりきなかなか落ちず
洗へどもあらへどもとりきれぬ汚れこそわが偏執の魂かも知れず
西方の山の鞍部にしづみゆくことし最後の太陽の色
黄金にかがやく雲の幾片か浄土を示す雲かとおもふ
<主人メモ> 掃除続行。 トイレとバス。
昨夜(ゆふべ)聴く薬師丸ひろ子のうたのこゑ探偵物語けさわれうたふ
墓の奥に山茶花二つの花咲かすまだ散らざらむ父よたのしめ
<主人メモ> 午前中雨、やがて晴れ。父の墓掃除、帰途寿司屋へ。 むすめは先に、むすこは昼食後やや遅れて来る。