多喜二忌は風つよくあれ温泉に猪鍋たのしむ時こそありしか
<主人メモ> 小林多喜二は昭和六年に厚木七沢の福元館に泊っている。
多喜二忌は風つよくあれ温泉に猪鍋たのしむ時こそありしか
<主人メモ> 小林多喜二は昭和六年に厚木七沢の福元館に泊っている。
鴨どちよ悔しくないか河川敷工事に終日泥流れくる
アチャ、アンマーユンヌフトゥバに親呼べばすこし愉しき笑ひもあるか
水曜日はトイレ掃除がオレの役洋式便器の陶器かがやく
昨夜の雨のなごりの土手の水たまり長靴履いて蹴飛ばしてゆく
どしやぶりの雨ふりやまず脳外科への道に傘させどぐしよ濡れなりき
<主人メモ> 今日は朝から雨。 11時に脳外科病院の予約がとれた。 しかし2時間半待ち。
ドアは開け放たれてさねさし相模の雨のけふ寒き雨
窓の外をしたたる雨のやまざればわが体中の不安とどこほる
<主人メモ> コロナ禍のせいもあって病院はつねに換気されている。 脳に少量の血がたまっているらしい。 2週間後再検査。 とりあえず漢方薬が出る。
チョコレート齧ることなくけふ暮れむ恋することも少なくなるか
けさの空は雲の深くに青き空春なればあかるきものがながれる
<主人メモ> バレンタインデー、あんまり関係ないな。