2021年 1月5日(火)
芝草に遊ぶ子猫に変身し跳びあがる、寝ころがる、毛繕ひする 冬の日の乏しきひかりを川原(かははら)に鵙が来ている枯葦の穂に <主人メモ> 「歩くのは、心に風を通してちょっとだけ変身することなのだ。」(山本貴光『...
芝草に遊ぶ子猫に変身し跳びあがる、寝ころがる、毛繕ひする 冬の日の乏しきひかりを川原(かははら)に鵙が来ている枯葦の穂に <主人メモ> 「歩くのは、心に風を通してちょっとだけ変身することなのだ。」(山本貴光『...
鴨どりの群がるところ鵜も混じり相模川中流域は賑やかである 日の沈む山の鞍部に熟柿(ずくし)色残してさがみの山暮れてゆく <主人メモ> 今日もまた、この相模国は穏やかである。 しかし、新型コロナウィルスへの感染...
年賀状にハガキ歌仙の句がとどきたのしきかなや正月三日は <主人メモ> 箱根駅伝、國學院大學は総合9位、来年のシード権獲得、よし。ちょっと嬉しい。
河原には凧上げ争ふ子らのこゑ正月二日空に雲なし 土堤(どて)の上に相模大山みはるかす紅葉(もみぢ)葉(ば)落とし茶色の山 <主人メモ> 今日もまた穏やかな日である。 相模川の河原では凧がいくつか上がる。 箱根駅伝往...
賽銭に百五円投げじやらんじやらん口に唱えて深く礼(ゐや)する 狛犬にマスクを着けて参拝者をむかへる産土(うぶすな)の古き姫神 大晦日の最後の掃除機掛け忘れ睦月朔日部屋にゴミある <主人メモ> 近くの有鹿神社に...
バスタブの裏にへばりつく人の膏(あぶら)執拗なりきなかなか落ちず 洗へどもあらへどもとりきれぬ汚れこそわが偏執の魂かも知れず 西方の山の鞍部にしづみゆくことし最後の太陽の色 黄金にかがやく雲の幾片か浄土を示す雲かとおもふ...
昨夜(ゆふべ)聴く薬師丸ひろ子のうたのこゑ探偵物語けさわれうたふ 墓の奥に山茶花二つの花咲かすまだ散らざらむ父よたのしめ <主人メモ> 午前中雨、やがて晴れ。父の墓掃除、帰途寿司屋へ。 むすめは先に、むすこは...