2024年8月9日(金)ナガサキの日
またまた暑い。 桃三つ取り待ち撃てば黄泉の国を逃れ出でたるわれにやあらむ 渋滞を避けて中央高速路。路面荒れ、跳ぬ。後部座席は 桃の実を二人で分けて語りあふ旅の終はりは少しさびしく 『論語』郷黨一五 君に侍食す...
またまた暑い。 桃三つ取り待ち撃てば黄泉の国を逃れ出でたるわれにやあらむ 渋滞を避けて中央高速路。路面荒れ、跳ぬ。後部座席は 桃の実を二人で分けて語りあふ旅の終はりは少しさびしく 『論語』郷黨一五 君に侍食す...
昨日までより気温は低くなっているようだが、暑いことに変わりはない。 木内昇『よこまち余話』(中公文庫)を読む。浩三少年を通して、駒さん、トメさん、遠野さんなどのあの世の人々が捉えられ、この横町、というか路地のあの世とこの...
またまた暑いが、気温は33℃くらいになるらしい。それでも暑いなあ。 直角にとんぼうが曲がる尖石。磁場の狂ひは縄文の地 杉の木の幹のみ残りされど立つ巨木生きてゐる千年のいのち 諏訪文化と八ヶ岳文化の重なりて尖石...
今日も暑い。 露天湯に浸かれば老爺も哲学者。メディテーションにしづむ裸身は 露天湯に見えて夜空の星あまたミルキーウェイ渡るすべなし 露天湯に首まで浸かりご満悦緊張感なき爺が五人 『論語』郷黨一二 季康子が薬を...
「ああ、きょうも、暑うなるぞ」(小津安二郎『東京物語』) あひる型のボートを漕ぎて湖心へとなにかが潜むこの水の内 時々に古代生物浮かびくる湖面に息するごとき水の輪 白樺の林を映し動かざる女神湖の朝みどり濃くし...
暑い。暑い。 ヘアピン坂を幾度も上り女神湖へしづかなる水の面なりけり 九十九坂を上りつめたる蓼科山。女神の姿に夕暮れにけり 牧場の遠くに牛の寝転びて尾を振り憩ふところ見えたり 蓼科の牧場に数頭の乳牛ありソ...
9時半に外気はもう30℃だ。蓼科の乾いた暑さとは違い、ねっとり暑い。 蟬の声とぎれずに響く白樺の林を自動車(くるま)の窓開け疾(は)走(し)る 蓼科山の容貌みえて女神湖の宿りにしばし憩ふ幾許 蓼科山は美しき山...