2021年2月9日(火)
橋をわたりとなりの町へ鴨遊ぶ川のながれを覘き込みつつ 清響乾坤を包む一瞬をおもひみむとし想ひみがたき <主人メモ> 綱淵謙錠『史談往く人来る人』を読みはじめるとすぐに 五十余年の夢 覚(さ)め来(き...
橋をわたりとなりの町へ鴨遊ぶ川のながれを覘き込みつつ 清響乾坤を包む一瞬をおもひみむとし想ひみがたき <主人メモ> 綱淵謙錠『史談往く人来る人』を読みはじめるとすぐに 五十余年の夢 覚(さ)め来(き...
一町ほど先の踏切警報の高く鳴りだせば歩を緩めゆく <主人メモ> 今日も散歩。 歩きはじめて500歩あたりで角を右折すると、 踏切を電車すぎゆく暫しの間ふところ手して寒天に堪ふ <主人メモ> 今日は寒いのだ。
蓮實重彦の暴言のごときが楽しくて新書一冊たちまちに読む ちょっと「濃い」コーヒー飲めば妻と観し古き映画の接吻(キッス)場面(シーン)想起(おも)ふ <主人メモ> 蓮實重彦『見るレッスン 映画史特別講義』を読む。 『...
脂質異常と言はれても困るトマトやワカメ、昆布は好きだが 実朝の日課観音をおもふなり心弱りか祈りたくなる 昼食は昨夜の牡蠣鍋の残り汁雑炊(ざふすい)にして卵を落とす 1月に受診した健康診断の結果が送られてきた。 昨年の診断...
日に四度体温・血中酸素濃度・血圧測り生き延びてゐる 天の筆が三刷毛薄き雲を描く春を誘(いざな)ふ空の色なり 冬の木の石榴の枝に目白くる鳴き連れて二羽木々渡りくる
天平時代の謹直なる文字『南海寄帰(なんかいきき)内法伝(ないほうでん)』断簡 <主人メモ> 八木正自『古典籍の世界を旅する』読了。 いささか自慢げなところが鼻につくが、 古書・古文書を扱うことを渡世のなりわいとする...
さ~てけふは何に変身して行くか春なれば花にうつろふ蝶か パンジーの黄色の花から紫へさても妖しき花へと移る <主人メモ> 暦の上では立春、さすがに穏やかな日である。