2024年8月30日(金)

朝から、たいへんな雨です。台風10号の雨は広範囲にひろがって、激しく降っているようです。    *『歌仙はすごい』を読む。小説家の辻原登、歌人の永田和弘、俳人の長谷川櫂との歌仙の記録と座談会である。永田の長男淳や役者の寺...

2024年8月29日(木)

雨が降ったり、止んだりしながら、それなりに気温は上がり、暑い。   狭つくるしい雲と地平のあひだをば朝の日が輝るしばしなれども   いたやかへでの夏の葉に昨夜降りたる雨しづく垂る   濡れて重き百日紅の花を踏むぎゅつと雨...

2024年8月28日(水)

湿っぽい風はあるものの、やはり暑いのだ。 東アジア反日武装戦線の戦い、爆破テロを警視庁公安部の側から描いた『狼の牙を折れ』(門田隆将)を読む。権力側の視点は、死んだ安倍も喜んだらしい。ただ、私は爆破テロの世代ではないが、...

2024年8月27日(火)

細かい雨が、降ったり、止んだり。空も晴れたり、曇ったりだ。   大山につらなる山々の低きところ白雲棚引く横にひろびろ   夏のみどりと棚引く白雲大山の山麓は色くきやかにして   夏やまのみどり濃きところ朝の日に照らされて...

2024年8月26日(月)

風があり涼しい朝だが、しだいに暑くなってくる。   椿の実のいまだ固くて思ひ閉ず言ふこと抑えいまはゐるなり   中庭にさかんに叫ぶ赤き花さるすべりの木ををすべる人やある   明け烏電線の上に鳴き叫ぶその悪声のあたりにひろ...

2024年8月25日(日)

朝方は少し風があるものの、日中は例のとおり暑い。   暑き、暑き日の延長かこの暑さこの湿気こそただごとに非ず   この暑さに蕩けてゆくかこのからだ老いてぞ干乾らぶるこの貧の身は   暑さの中を歩けばおいおいに蕩けゆくわが...

2024年8月24日(土)

やっぱり、今日も暑いのだ。   大山には薄雲かかり朝焼けて桃色に染まる小さなる雲   大山につらなり、背後の山々は黒雲流れ雨も降るらむ   わが背より高きひまはりと膝丈のおしろい花咲くわがゆく径(こみち) 『論語』先進七...