2021年6月14日(月)

朝は雨だったが、じきに止む。

  梔子の花腐らせてふる雨に眼鏡ぬらしてしばたたきをり

  つつぴ、つつぴぃ鳴く声するは四十雀すがたみえねど中庭(パティオ)に潜む

  野鳥ゐる空には雲が下りてくる

関東甲信も梅雨入りだそうだ。

   梅雨入りのことしは遅き傘ひらく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA