短歌 2021年5月31日(月) Posted on 2021年6月30日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 65回目の誕生日だ。いよいよ老齢年金を申請する年だ。つまり老人だ。 田に水の入れば蛙鳴(あめい)のかしましくあちこちに鳴く、這いのぼるあり 偏屈なる顔した蝦蟇のかたちしてわが這いあがる畔の上に 鴨二羽が水田に居れば畔をゆく鴨はかたむき空仰ぎをり 共有:FacebookXいいね:いいね 読み込み中… 偏屈房主人 もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日 偏屈房主人 の投稿をすべて表示