2021年5月25日(火)

今日は朝から晴天。そして暑い。

  鮎の宿失せてさびしき五月かな

  晴天の相模の川は色気なし

相模川中流域は河川敷も含めてなんとも色気がない。鮎を食わせる料理宿もとっくのとうになくなった。50年前には厚木東町のわが家の周囲にまだあった芸者屋もなくなって久しい。不愛想な町になってしまったものだ。

  相模河原は朝のひかりのまぶしきに水際に鵜の居るそこのみ暗し

ピンク色の夕映えは久しぶりの気がする。

  おだやかに暮れゆく夕べ人参に玉葱刻みカレーにするか

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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