2021年5月23日(日)

暑くて寝苦しい夜だった。悪夢に目覚める。ビートたけしが指導するアート教室の私は生徒である。優等生だが化けの皮がはがされていく。課題作品ができないのだ。いいきになってるんじゃねえぞとすごまれる。

  寝返りをいく(たび)もうつ時に覚めまたねむりつつ安からなくに

  黒闇の鎮守の森の椿の花凝つとわれを視る妖しき光

これらは半夢状態でメモした歌だ。一首目はほぼそのままだが、二首目は少し手を入れた。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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