2021年5月15日(土)

1932(昭和7)年の五・一五事件から89年、いまだ謎が多いのだという。昨年出版された小山俊樹『五・一五事件』を読んでいる。犬養毅を襲った三上卓がなんだか魅力的だ。戦後も二度事件をおこし逮捕されている。海烈号事件、三無事件。三上は、「青年日本の歌」(昭和維新の歌)の作詞者で、昔右翼少年であった私、この歌は好きだ。

  みどり色のざくろの葉々にいくつかの朱色の花のひらく朝なり

  テロにより時代が動く時がある三上卓銃のトリガーを引く

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA