黄砂のためか風景が霞んでいる。それでも海老名高校の裏あたりの田んぼの畔に立つとうっすらと霞んだまだ白い富士のいただきが遠望できる。
田の畔に立てば五月の空ひろく黄砂にかすむ白き富士が峯
五月八日の大谷水門に水あふれひかりもあふれ蛙鳴きだす
大けやきの下にあそぶ子繁り葉のみどりに映えて肌へ蒼白き子
七、八歳の肌の白い、目の大きな美少年であった。
そうだ忘れていた。今朝も夢を見た。いつもの駅周辺だ。だが今日は悪夢にはならなかった、代わるがわる同行者がいた。最後は若き日のいしだあゆみさんだった。無事に駅に行き着いたところで目が覚めた。なぜいしだあゆみだったのだろう。私が小学6年生だった頃に流行っていた「ブルーライト横浜」には忘れられない思い出があるが。