2021年5月8日(土)

黄砂のためか風景が霞んでいる。それでも海老名高校の裏あたりの田んぼの畔に立つとうっすらと霞んだまだ白い富士のいただきが遠望できる。

  田の畔に立てば五月の空ひろく黄砂にかすむ白き富士が峯

  五月八日の大谷水門に水あふれひかりもあふれ蛙鳴きだす

  大けやきの下にあそぶ子繁り葉のみどりに映えて肌へ蒼白(あを)き子

七、八歳の肌の白い、目の大きな美少年であった。

そうだ忘れていた。今朝も夢を見た。いつもの駅周辺だ。だが今日は悪夢にはならなかった、代わるがわる同行者がいた。最後は若き日のいしだあゆみさんだった。無事に駅に行き着いたところで目が覚めた。なぜいしだあゆみだったのだろう。私が小学6年生だった頃に流行っていた「ブルーライト横浜」には忘れられない思い出があるが。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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