2021年4月25日(日)

つつじの垣にたくさんの花が咲いている。さつきも花を著けはじめた。相模川土手の桐にも花がひらいた。季節が動いている。夕方激しい雷雨があった。季節は初夏になろうとしている。それでも朝晩はまだ寒い。

  相模川土堤(どて)の桐の木に花咲けば季節が動く初夏のあかるさ

  はがき歌仙けふの一句を投函に急げば雷鳴、にはか雨くる

  (いかづち)の近くに()りてたちまちに大粒の雨ローソンに拠る

  雨あがりの夕ぐれどきは楽しきか妻の表情おのづとゆるむ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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