2021年3月31日(水)

朝湯を楽しみ、湯村温泉周辺を散策、甲府駅界隈に遊ぶ。

  朝の湯にしばし游べばしづかなりひよどりが来てさくらに遊ぶ

  瓶にさすあしびの花のこぼれたり宿の床の間花こぼれをり

甲府城の染井吉野が格別の花盛りであった。

  甲府城花の陣なり時の鐘

  窓を開ければ虫くるカフェ楽しきか卓上を七星(ななほし)(てん)(たう)歩む

  てんたう虫を指に這はせて指先へわが指を経て天を目指せ

  一泊なれど往路、復路のそれぞれに思ひあり往路に喜び多き

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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