晴れてるが、寒い。
後朝に分かれてつらき楕円の月この道さびしき女との別離
女との別れに浮かぶ朝の月あかるきひかりはよりあはれなり
木の藪に隠れ行きにし京までなげきばかりに涙せりけり
『論語』衞靈公三一 孔子曰く、吾れ嘗て終日食らはず、終夜寝ねず、以て思ふ。益なし。学ぶに如かざるなり。」
前に一日中食事もせず、一晩中寝ないで考えたことがあるが、むだであった。学ことには及ばない。
終日食はず終日い寝ず考える無駄なり学ぶことには及ばざるかも
『古事記歌謡』蓮田善明訳 六八 メドリノ王
仁徳天皇が67の歌のように尋ねると、メドリノ王は答えて歌った。
高行くや 速総別の 空高く飛ぶ隼の
御襲料 王が被の帛を織る
これによって、天皇はメドリノ王の心をさとられて、還幸になった。
空高く飛ぶ隼の王が着る被の帛織るしかく愛せる