2025年1月13日(月)

晴れて、寒いのだ。

  やうやくにあけぼの杉の簡浄に冬の木となる枝の葉落とし

  冬の木は枝のみ残すあけぼの杉朝の日透し明るみてくる

  あいかはらず石榴のひと木は不自然なくねるやうな幹日にさらしをり

『論語』憲問三五 孔子曰く、「驥は其の力を称せず、其の徳を称す。」
名馬はその力でなく、その性質のよさを褒められるものだ。

  馬をすら孔子はまなこ光らせる力ではなく徳をほめたり

『古事記歌謡』二五 オトタチバナヒメノ命
さねさし 相模の小野に      相模の小野の火の中に
燃ゆる火の 火中に立ちて     命危うい時にさえ わたしのことを忘れずに
問ひし君はも           たずね給うたわが皇子(みこ)

  走水の海に入りしやオトタチバナヒメその心芳し皇子にとりて

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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