朝雨だったようだが、目覚めたころには曇り、そして晴れ。今日も暑くなりそうだ。
二月ぶりくらゐ診察に病院へタクシー予約してをくお大臣さま
わづかなる距離なれど歩行ままならずタクシーを使ひメディカルまでを
タクシーの予約料金莫迦にならずされど変へがたし軀の弱りには
『論語』子罕一四 孔子が「九夷(東方未開の地)に居らんと欲す」と言ったところ、或る人が「むさくるしいが、どうでしょう」と言った。孔子は「君子がそこに住めば、何のむさくるしいことがあるものか。」と答えた。
東方未開といえば、日本という可能性は、まあなかっただろうな。
いづこへも孔子居られず九夷へと住まんとしたり何ぞいやしき
『正徹物語』180 「晩夏」の題は、暮春・暮秋などと同じで、終わりの夏という意である。暮夏というのは耳障りであるので、晩夏という。
暮夏といふ語は聞きにくくして晩夏といふ暮春・暮秋の語あればこそ
『百首でよむ「源氏物語」』第六帖 末摘花 恋のどたばた。恋の失敗が描かれるが歌を詠む光源氏。
・懐かしき色ともなしになににこの末摘花を袖に触れけむ 光源氏
こんなこともあるさとおもふ恋の道むずかしきもの女を探るは