朝寒い。昼間すこし暖かくなるが、空気が冷えて寒い。
スマートフォンに孫の男の子の立ちあがる映像動き愉しからむや
太陽の日足の届く室内にいのちのひかりを足に踏みつく
昼どきの暖かければこころ弾む四肢伸ばしをり万天衝くまで
『論語』八佾一 今日から第二巻である。季氏(魯の家老で、実力者)に八佾を庭で舞わせている。八佾は天子の舞。季氏はそれを犯した。この非礼をとがめずに辛抱できるなら、どんなことでも辛抱できるだろう。当然ながらこの非礼、孔子には我慢ならないのだ。
八佾を庭に舞わすは許し難し天子ではなき季氏のごときに
『徒然草』は昨日で終わった。今日からは『正徹物語』を読む。
『正徹物語』1 「この道にて定家をなみせん輩は、冥加はない。叶わぬまでも定家の風骨をうらやみ学ぶべし。八月二十日は定家の命日である。他にも色々言っているが、藤原定家への、それこそ信仰告白の章であろうか。
和歌をつくり定家に学ばぬ輩に冥加あらずと蔑したりけり