2023年12月27日(水)

朝は特に寒かった。昼も温度は上がるが空気は冷たい。

  夜明けには町が真つ赤に燃えあがる紅蓮のさなか常夜灯消ゆ

  朝明けの暗き渾沌をたのしむべし天宇受売(あめのうづめの)(かみ)踊るごと

  渾沌は収まることなし踊る神、力の神の連携とずれ

『論語』為政二十四 其の鬼(わが家の精霊)に非ずしてこれを祭るは、へつらいである。義を見て為ざるは勇なきなり。

  義を見て為ざるは勇なきなり孔子の名言にためらひのなし

『徒然草』243段 『徒然草』最終段である。よく読んできたものだ。感無量である。最後は、それらしく父との問答で「問ひつめられて、え応へずなり侍りつ」と諸人に面白がったというのだから父の優しさ、愛情を回顧しているのであろう。

  第一の仏は如何にの問ひの答へ「空より降りけん、土よりや湧く」

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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