今日もいい天気だ。秋の一日を思い出す。リハビリ師とケアマネ―ジャアさんと私の三人で歩き、公園のベンチに憩んだ。
秋の日のけやき黄葉の耀けばあゝこの日こそ心充ちたれ
日だまりの長椅子に座る三人のしばしの沈黙こころ遊ばす
大木のけやきもみぢの散るところ秋の日だまり長椅子に座る
『論語』為政二十三 子帳が問うた。十代さきの王朝のことが分かるでしょうか。孔子の答え、殷は夏の諸制度を受け継ぎ、廃止したり加えたりした。周でも殷を受け継ぎ、廃止したり、加えたりした。だから周を受け継ぐものがあれば、たとい百代さきでも分かる。
殷は夏の、周も殷を受け継ぐもの周の後百世と雖ど判じ得るなり
『徒然草』242段 人は楽を求めようとする。第一に名誉。名誉にも二つある。行状そして学芸である。第二は色欲、第三には食欲だ。これらを求めることは多くの苦悩を伴う。だから求めないにこしたことはない。 楽を求めれば苦悩を伴ふさればこそ楽を求めず生きていくべし