2023年12月4日(月)

今日もいい天気だ。昼は十五度まで上がるという。

  けふは晴れ小春日和の予報ありおだやかであれ一日いちにち

  革靴を履いて歩くことの困難さ両足裏に筋力あらず

  鏡に(むか)ふこのひょろひょろは誰ならむこれがわたくしこの痩せ(ぢぢい)

『論語』為政四 有名な一章。十五歳で学に志し、三十にして立つ。四十二して惑わず。五十にして天命を知る。六十、耳順がふ。七十、炬を踰えず。孔子の言葉である。孔子の自伝だ。

  六十を過ぎて耳順のことばありされどわれにはまだまだ遠き

『徒然草』222段 乗願房宗源の逸話である。東二条院にて、亡者の追善に何が適当かと問われ「光明真言・宝筐院陀羅尼」と答えた。弟子たちは念仏に勝るものはないというが、宗源は、主張の確かなるを選んで、答えたといった。なるほど。

  乗願房宗源がいふ追善に適当な経は「光明真言・宝筐院陀羅尼」

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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