2023年11月24日(金)

いい天気だ。リハビリで北の公園へ。歩きが早くなったと言われた。3時、久米さんくる。

  けふもまた廊下に椿(かめ)(むし)がうづくまる生死判別(わか)り難く虫には触れず

  椅子を引き椅子の背に手を添へながらふくらはぎを伸ばすふくらはぎ痛し

  柿の葉を写して何かたのしきに色探りつつ写しゆくなり

『論語』一一 孔子先生がいった。「父存せば其の志を観、父没すれば其の行ひを観る。三年、父の道を改むること無きを孝と謂ふべし。」3年かぁ。私の父の死は、1989年だから34年か。たしかに父の道を違えているか。3年は守っていたかなぁ。

  孔子先生むづかしいことは言つてない三年はさう長くはないか

ふーむ。
『徒然草』212段 「秋の月は、限りなくめでたきものなり。」

  秋の月このうへもなく美しと兼好法師さしづめ隠士

213段 天皇・上皇の火炉に火を置く時、火箸を使わないで、そのまま火を移すべし。岩清水八幡宮へ行く際には、潔斎の装束を着た者は火箸を用いてもよい。まあ薀蓄の一つだな。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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