2023年10月29日(日)

朝、雨。やがて晴天。涼しいのかな。

  昨夜よりの雨に濡れたるベランダの幸せの木の葉にたまる水

  鵯のけさは長鳴きかはし合ふ濡れたる木々より電線に飛ぶ

  あひ次ぎて電線上に場所うつす鵯二羽のこゑ長く鳴く

思い出した。『老子』の続き。70からである。

「吾が言は甚だ知り易く、甚だ行ない易きも、天下能く知るもの莫く、能く行なうもの莫し。」である。   そして『徒然草』。172段、若人と比べての老人讃である。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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