2023年7月11日(火)

今日も暑い。退院してから毎日暑い。このままいつかよくなるのだろうか。言語障害、二足歩行の不安定はいつよくなるのだろう。不安は日々強くなる。歌のいづれも在院中の作である。

  しらさぎの一羽がひかりきらめかせ降りくるなり田の水のうへ

  この空をわがものとして翔びきたる白鷺二羽みゆ五階の窓より

  雲の間に覗く青空。この色のまほらを遠くゆきたしわれも

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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