2023年3月31日(金)

曇り空、時々青空がのぞくもののうすら寒い。

  海棠の木も桃色の花咲かせパティオにぎやかに三月尽は

  ひよどりの姿見えねど鳴くこゑの聴こえくる朝のゴミ捨てにゆく

あゆみ橋に相模川を渡る。

  遠見には土堤のさくらの並木には満開の花散りゆくごとし

  川淀を鴨飛び立ちし水の流れしづかなればけふは鯉三尾来る

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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