2023年3月28日(火)

朝から雨、絢瀬方面へ今を盛りの染井吉野を観に、妻の運転で回ってくる。午後には雨が上がった。

  用水を被うごとくに桜木の枝撓い並び花散らしたり

  マイカーのドアのあたりはなびらの濡れて貼りつく愛らしきもの

  雨上がり明るくなればひよどりのかしましくして中庭(パティオ)大騒ぎ

鈴木正信『古代豪族大神氏―ヤマト王権と三輪山祭祀』読了。

  三輪山のいただき近き磐座の複雑怪奇今に忘れず

  三輪山は祟りなす山しかれどもその山容のおだやかならむ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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