2023年2月24日(金)

今日はずうっとうす曇りの空で、なんとなく寒々しい。

  蛇口開け湯になるまでの一分ほど家の内しづかなりただ水の音

  朝はまづ食器の始末 皿、碗のふれあふ音に今朝もはじまる

  朝日なくば蕭条として淋しきよあけぼの杉の枯れがれの木

『老子』下篇68

  戦ひの古へからの極意とは「不争の徳」なり「天に配す」

『徒然草』157段

  「心は事に触れて(きた)る」べし外相(げそう)背かざれば内証(ないしょう)必ず熟す

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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