2023年2月22日(水)

青天である。されば寒い。

  夜の光と朝のひかりが交差するこの時惜しみ妻とたたずむ

  建物の角を巧みに廻りこむ飛行上手の若きひよどり

今日も川向こうの町へ。

  己が影を追ふやうに低く飛ぶ(とんび)若き羽根色ひかりをまとふ

『老子』下篇66

  「争わざるを以て、天下能く争う莫し」プーチンや習近平に聞かせたき語

『徒然草』155段

  「死期はついでを待たず。かねて後に迫れり」兼好法師の語に得心す

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA