2022年12月14日(水)

吉良邸討ち入りから320年、今宵は忠臣蔵の日だ。来年のNHKの大河ドラマは松本潤の徳川家康だと言うが、わたしは松本潤も徳川家康も嫌いだ。そろそろ忠臣蔵を俳優を厳選して再演してもよろしかろうと思っている。

  赤穂浪士の本懐遂げて雪のうへ吉良の(かうべ)の血を(した)()らす

  春菊の苦みうまきをお浸しに昼餉にいただくこの苦さこそ

  ハガキ歌仙に悩みて付くる縄文土偶の踊る良夜と

ベランダから小田急線が見える。

  夕焼けの相模川橋梁を渡り来る小田急線の響き近づく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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