2022年12月12日(月)

今日もまた穏やかな晴れ空がつづく。夜から雨になるらしい。

  はぐれ鳩一羽が飛べる冬の空茫洋として青きこの空

  雑草のみどりやすでに色映えて冬のいのちをかがやかせをり

  来年は(みずのと)()なり干支の印注文したり工房蓮に

『老子』下篇51 「道、これを生じ、徳、これを(やしな)い、物、これを形づくり、器、これを成す。」
いいことばだねえ。


『徒然草』135段に「『むまのきつりやう、きつにのをか、なかくぼれいり、くれんとう』「いかなる心にか侍らん」とある。遊戯の囃し言葉かと註にあるが、この不思議な言葉のつらなりは、いったいなんだろう。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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