2022年12月11日(日)

割合穏やかな日である。昼はひさしぶりに味噌ラーメンを作った。

  残り葉の少なくなりしメタセコイヤ朝のひかりになほ葉々動く

  味噌ラーメンの汁まで飲み干しああけふも人生晩年たのしきかもよ

『徒然草』134段

  大事を託せる人の寡なければ自らを知るべしと兼好説くか 

『老子』下篇50

  人は「生に出でて死に入る」これ当然にて無為自然たるべし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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