2022年11月27日(日)

青天、秋のよき日である。

  あけぼの杉の褐色の葉のなほ増えて霜月最後の日曜日なり

大山・丹沢から秩父につらなる山脈の低きあたり

  西空につらなる山の(なだ)りには秋の木々つぶさに朝の日に見ゆ

  朝の日のまばゆきところ朝刊を脇にかかへて小走りにくる

『徒然草』128段

  命あるなべてに慈悲の心なくば人倫にあらずきびしき語なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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