短歌 2022年11月16日(水) Posted on 2022年12月16日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 気持ちの良い秋の日だ。 朝空のどまん中あたりに半円のうす月残る少しく嬉し 後朝のおもひは残りの月に託す老いの恋にも未練は残る わたしの周囲を舞う蝶かと思うとけやきの落葉であった。 風の呼吸はけやき朽ち葉を蝶に変へわがめぐり舞はす暫時(しばし)の間 共有:FacebookXいいね:いいね 読み込み中… 偏屈房主人 もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日 偏屈房主人 の投稿をすべて表示