2022年10月27日(木)

さすがに寒い。木曜日はビン・カン類を処理する日だ。

  袋に提げてビン・カン鳴らし捨場まで楽器演奏したる心地す

  けふの曲は少しかろやか空中にけやき黄葉の舞ひたるもみゆ

今日も嫌な夢をみた。博覧会場で何人かの知人と待ち合わせをしていた。数人とはすれ違ったり、少しだけ接触するものの、待ち合わせていた全員と出会うことはなかった。だから探したのだ。探せばいつもの悪夢の風景だ。ここはまた崖の淵。嫌な夢だ。

  憂悶の夢といふべし。知り人のひとり去り、ふたり去りわれ孤りなり

『老子』上篇20

  憂愁と慷慨の気をひびかせて老子の文言かく流麗なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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