2022年10月26日(水)

朝からあかるい秋のひかりが満ち溢れている。

  てふてふにまがふがごとき欅もみぢあさのひかりに木の葉散りくる

  米二合にトイレットペーパーを購ひて小田急線を一駅戻る

『徒然草』第73段・74段

  兼好の時代もいまのこの時も「とにもかくにも、虚言(そらごと)多き」

()するところ、ただ(おい)と死とにあり」かくいふほどに覚悟はできず

『老子』上篇19

()(あら)はし(ぼく)(いだ)け」 飾りけのない(きぢ)地のままを外にあらはし、()り出したままの(あらき)のやうな純朴さを内に守れ。  いいこというね。

  いつまでも(あらき)のままで生きてゐたし世に泥むこと断固拒むべし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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