2022年10月25日(火)

今日も朝から寒い。今年初のセーターを着る。

  こんな日は暖炉の部屋に火を燃やしあまきココアにあたたまるべし

暖炉の部屋なんかありません。

  ミステリイ小説を読み(ほど)きゆく秋の昼どき()けさうで解けず

『徒然草』第72段

  文車ふぐるま)(ふみ)塵塚(ちりづか)の塵は多くとも賤しげにはあらずと兼好は言ふ さて

『老子』上篇18

「大道廃、有仁義。智慧出、有大偽。六親不和、有孝慈。国家昏乱、有貞臣。」

  逆説にこの世の乱れを説く『老子』いまこそ読むべし無為こそ自然

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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