2022年10月16日(日)

秋のよき日である。あかるさが戻って来た。妻の車でいつものトマト屋、パン屋、生協、地域農協を買物ツアー。けっこうな買物の量でありました。

  余裕なきわが体力を尽くしたりパン屋、農協、トマト屋廻る

  エレヴェーターの箱に棲まふか黒蜘蛛の王のごときが天井を這ふ

『徒然草』第41段

  人、木石にあらねば、兼好もものに感ずる和歌をつくりき

住めばまた憂き世なりけり他所ながら思ひしままの山里もがな(兼好法師・百人一首)

 第43段・44段

  文ひろげ清げなる男、童子つれ笛吹く男 謎をもつをのこを好むか兼好法師

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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