2022年10月11日(火)

朝から気持ちの良い日だ。それでも少し暑くなる。ひさしぶりに日の出を見た。

ひさびさの空のあかるさ。さねさしさがむを照らす天つ日出づる

天の日のこのあかるさをまぶしみて眼をつむりをり秋の陽の色

『徒然草』第21段

風こそがみやび人にはあはれなり。西行、秋の初風うたふ

おしなべて物を思はぬ人にさへ心を付くる秋の初風 西行 宮河歌合・西行法師歌集

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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