2022年10月8日(土)

涼しいし、雨ではない。昼には青空も覗く。こんな日は、なんだか久しぶりのような気がする。

百日紅もそろそろ終りの花の色褪せたるが落ちて秋の木になる

苅田には白鷺一羽たたずめる日差しあかるきさねさしの国

夕焼けも(たま)にはありて山の()のくきやかにして秋の大山

『徒然草』第十三段。

窓ゆ秋のひかり入り来る()の上にこの世に見ぬ人の文読む(たぬ)

明日は「楡」のバックナンバーを捜索に豊橋へむかう。報告は明日以降になる。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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