2021年 1月19日(火)

金色の大孔雀王を幻視する明恵歓喜(くわんぎ)の涙したまふ

あけてゆく椿の闇に花三つ赤(あか)鈍(にび)色(いろ)のあやしく開く

眼前にカラスの屎(くそ)が落下するカラスのくそ(、、)はま白き色なり

<主人メモ>
明恵忌だというが、本来は旧暦だから今年は3月2日になる。
まあでもいいか。
私は今日も悪夢に悩まされた。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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