2022年8月28日(日)

朝早く、明日のプレゼンの準備のために、むすこは帰る。今日は25度前後で推移するらしい。妙に涼しいのだ。

中庭の木を案内(あない)して欅のまへ来歴かたるわが寂しさを

百日紅 ( さるすべり)の由来をむすこにさとしつつ幹滑りくる猿を想ひき

椿にはねつとりとしたねばりある八百比丘尼のいのちのやうな

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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