2022年7月25日(月)

今日も朝から暑いのだ。海老名のスタバへ。中路啓太『昭和天皇の声』を読み終える。相沢事件、二・二六事件の岡田総理救出の顛末、鈴木貫太郎をめぐるドラマ、いづれも妻の存在が興味深く、そして昭和天皇の声。最後の「地下鉄の切符」、<1921.6.21>の日付をもつパリの地下鉄の切符。天皇とは、何と窮屈なものであろうかと思わずにはいられない。

若き日の地下鉄の切符を持ちつづけ昭和天皇は自由を夢む

天皇にも「ローマの休日」のごとき日のあれば少しく心温もる

いつぱいの朝の珈琲濃い目なりまづは目覚ましけふがはじまる

カフェには朝のたのしきひびきありコーヒー・ルンバに足拍子とる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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