今日も朝から暑いのだ。海老名のスタバへ。中路啓太『昭和天皇の声』を読み終える。相沢事件、二・二六事件の岡田総理救出の顛末、鈴木貫太郎をめぐるドラマ、いづれも妻の存在が興味深く、そして昭和天皇の声。最後の「地下鉄の切符」、<1921.6.21>の日付をもつパリの地下鉄の切符。天皇とは、何と窮屈なものであろうかと思わずにはいられない。
若き日の地下鉄の切符を持ちつづけ昭和天皇は自由を夢む
天皇にも「ローマの休日」のごとき日のあれば少しく心温もる
いつぱいの朝の珈琲濃い目なりまづは目覚ましけふがはじまる
カフェには朝のたのしきひびきありコーヒー・ルンバに足拍子とる