2022年7月17日(日)

妻の母の一周忌法要に参加するために長野へ向かう。妻の運転で娘も合流。息子は夕方新幹線で長野駅に合流。法要は明日、この日は松代のホテルに四人で宿る。

松枯れの山際を長野高速道カーブしてゆく麻績(おみ)更埴(こうしょく)

長野県立美術館の駐車場車に三十分耐ふるはげしき雨に

松代の夜にものを喰ひ満ち足りて象山神社のくらがりおぼろ

倉田千代子の墓の町なり松代の夜のふかさにうかぶおもかげ

ことし初の蟬はひぐらし寂しげに松代の山の暮れゆくところ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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