2022年7月7日(木)

今日は少し涼しいのだ。厚木図書館に鷗外の歌の典拠を探しにいってきた。常磐会の詠草であった。

今夜は七夕、星はみえるだろうか。

電車待つホームに並ぶわかものら携帯(ハンディ)扇風機(ファン)をおほかた鳴らす

ハンディファンをわれも使へばわかものの仲間入りかもこの老耄(おいぼれ)

老人にこそハンディファンは必要なり熱中症に死ぬるは老いの(

)

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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