2022年5月31日(火)

なんと66歳の誕生日だ。いろいろ感慨はあるが、生きていることを喜ばねばなるまい。妻をはじめ息子、むすめには感謝の思いしかない。殊勝な人間になったものだ。

癌患者が生き延びて十七年なほ生きて小雨ふる道を傘ささず行く

( ひる)すぎてクレーンがしづかに動きだす鉄板を吊り不安定なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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