2022年4月30日(土)

昨日の緊張の余韻か、疲労感がある。結局、逢坂剛の百舌シリーズ0番目『裏切りの日日』も読んでしまった。

好奇心は老いのこころをゆさぶりて深夜まで読むこのミステリイ

先日買って置いた絨毯をリビングのテーブルの下に敷く。深緑色の洒落た絨毯であり、部屋が新しくなったように感ずる。

日々踏みて色の褪せたるリビングの絨毯あたらしくなる毛足もふかく

古い絨毯は廃棄するが、感謝を申し述べておきたい。

二十年この絨毯の上にすごす汗も涙もしたたり滲む

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA