2022年4月23日(土)

外は暑いくらいだった。海老名高校の裏の田んぼ地帯を歩く。土は返されているが、水はまだ入っていない。大谷水門も水は少ない。酢漿草の黄の小さな花が愛らしい。

はやばやとつつじ花咲く淡紅の透けたる花のたをやかにして

うす紅のつつじの花に老いの()を寄せて手づからその花を摘む

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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