2022年3月30日(水)

二日目は静岡鉄道のカラー電車に乗って新清水へ。乗車した電車は黄色。昨日と違いあたたかな春らしい日になりました。たまたまの黄色の電車も、あかるさの一因かもしれません。コートと荷物をコインロッカーに預け、窓からのあかるい春のひざしに心楽しき電車旅。清水港は少し波がありましたが、三保までの水上バスに揺られ、東海大学の海洋博物館前の庭でソフトクリームをいただき、帰りは陸上のバスで新清水へ。昼は茶そば。茶そばというと、これまでロクなものにあったことがなかったのですが、これはけっこううまかった。晩飯のためのさしみを数種買いこんで帰路へ。なんと4時前に帰宅。短かったけれどたのしい旅でした。

三保へむかふ水上バスは両側にかもめ率ゐて春の海ばら

清水港に停泊してゐるまぐろ船、海洋探査船春の日の色

水上バスにゆられて遠く仰ぎ見る不二のいただき雪被きをり

椰子の木の木陰のベンチに妻とふたりソフトクリームを舌に舐めづる

静岡(しづ)鉄道(てつ)の沿線のさくらのかがやきに黄色い電車に運ばれてゆく

静岡はどこか明るいひかりあり芽吹きはじめし木々もはなやぐ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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