昨日、むすめが祖母の90歳の祝いを持って帰ってきた。結婚の話もあって、少しくうれしく穏やかな時間があったのだが、その時もテレビの情報番組はウクライナのロシア軍による侵略報道をこれでもかこれでもかというほどに放映していた。過去に学ばない、そして平和な未来を構想できない独裁的指導者のしたり顔。なんともやるせない気持ちになる。そして、こうした事態に何もできない無力であることの罪に思い至る。ああ。
今日は1945年の東京大空襲の日から77年。ここにも理不尽な殺戮があった。人類とは、まったく過去に学ばぬ莫迦ばかりだ。
炎に焼かれ阿鼻叫喚の中にある「死」と「生」みずからの手には選べず
これもまた想像しがたき過去の一つおもへば平和に慣れすぎたるか