2022年2月9日(水)

なんのひょうしか昔作った歌の上の句だけを思いだした。大学三年の冬、万葉旅行の最終日の歌会に提出した歌だ。下の句は亡失したので、20歳の上の句に65歳の下の句を付けてみた。

五、六羽を翔たせてひびく森深くいにしへ飛鳥の古墳へいそぐ

帯状につらなるながくうすき雲はかなきものはやがて消えゆく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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